消費税10%はいつからか?2017年(平成29年)4月って本当?
2015/09/09
家計に直結する消費税の増税の動向から
目が離せません。
子育て真っ只中の世代の方々や
年金受給者の方々にとっては、
増税は本当にかなりの負担を強いられるものに
なるのではないかと思います。
日本の消費税は、
3%から始まり5%を経て
現在は8%となっています。
そしてついに消費税10%となる時代が
もうそこまで来ています。
1000円の商品を買えば100円、
10000の商品を買えば1000円、
税金がかかることとなります。
8%と比べて2%増えただけなのに、
かなり負担増となっている感じがするのは
気のせいでしょうか。
1000円あったら結構色々と買えるので、
やっぱり10000円分買ったうちの
1000円が税金
というのは大きな負担だなあと思います。
もちろん国の財政が非常に厳しい状況にある
ということも理解しているつもりです。
今回は、
消費税が10%へ増税されるのはいつからか?
2017年(平成29年)4月から、
本当に消費税が8%から10%へ移行されるのか?
この点について調べていきたいと思います。
このアニメ動画は、
税金が無くなった世界がどうなっているかを
描いています。
とても考えさせられる動画となっています。
税金の必要性ということは、
十分に理解できるものだと思います。
消費税の歴史
消費税の税率はいきなり8%となったわけではなく、
段階を経て上がっていきました。
1989年(平成元年)4月1日 – 消費税法施行 税率3%。
1997年(平成9年)4月1日 -地方消費税の導入と
消費税等の増税(3%から5%に増税、
うち地方消費税1%)。2014年(平成26年)4月1日 – 消費税率(国・地方)は、
5%から8%(うち地方消費税1.7%)となる。
2015年10月、
現行の消費税率8%から10%に引き上げる
予定でしたが、
経済再生とデフレ脱却を優先することとし、
1年半延期することとなり現在に至っています。
消費税10%はいつからか?2017年(平成29年)4月開始となるのか?
それでは、
1年半先送りとなった消費税率10%は
いつから実施されるのでしょうか。
2017年(平成29年)4月から
本当に開始となるのでしょうか。
安倍晋三首相は2014年11月18日、
消費税率の引き上げ延期を
表明すると同時に
下記についても語っています。
「再び延期することはない。
景気判断条項を付すことなく確実に実施する」とも語り、
経済情勢にかかわらず再延期はしない意向を示した。
ということで、
2017年(平成29年)4月から消費税は10%
に増税されることとなります。
上記の発言にある通り、
景気の状況にかかわらず、
増税されることとなります。
安倍晋三首相は、
金融危機や天変地異の場合には、
再延期の可能性があることも
示唆しています。
この場合は、法改正が必要となります。
リーマン・ショック級の金融危機や
大地震に見舞われた場合などは、
消費増税は再延期されることになると思います。
ただ、一度延期したものを
再延期するとなると、
次の時もまた延期されるのでは
という空気がでてきてしまうことに
ならないでしょうか。
多くの問題を抱えながら、
2017年(平成29年)4月を
迎えることになりそうな気がします。
最後に
今回は、
消費税が10%へ増税されるのはいつからか?
2017年(平成29年)4月から、
本当に消費税が8%から10%へ移行されるのか?
ということについて見ていきました。
何度も触れている通り、
消費税ももちろんのこと、
税金が重要なものであることは、
十分に理解しているつもりです。
消費税率10%が実行されるのであれば、
子育て世代の支援施策ももっと
充実したものにしてほしいと思います。
また、軽減税率適応の品目についても、
多くの人達が納得できるものに
してほしいと思います。
この国の未来を案じると、
少子高齢化が益々進み、
人口減少が今まで以上に大きな問題として、
クローズアップされてくるのでは
ないでしょうか。
大げさかもしれませんが、
日本の存続の危機になってしまうのではないか
なんて思ってしまいます。
子どもを育てやすい社会を
実現することも大切ですが、
子どもを産みやすい社会を作っていくことも
重要なのではないかと思います。
それこそが日本の活力になるのではないか
と考えます。