山田哲人FAで2021年巨人移籍は本当?吉川尚輝はセカンド?
2020年シーズンのプロ野球のペナントレースが終了していないにも関わらず、ヤクルトスワローズの主力打者、山田哲人選手がFA宣言し他球団へ移籍するのか注目が集まっています。
移籍先として、巨人、ソフトバンク、楽天といったところが候補となってくるのではないかとの情報を見つけることが出来ますが、噂される2021年の巨人への移籍は本当に実現するのでしょうか?
今回は山田哲人選手がFA宣言し巨人に移籍する可能性や、仮に移籍となった場合、現在セカンドを守っている吉川尚輝選手はどうなるのか?といったことについて考えてみていきたいと思います。
山田哲人選手はFAで巨人に移籍するのか?
果たして山田哲人選手はFAで本当に巨人に移籍するのでしょうか?その点について考えていきたいと思います。
まず、山田哲人選手がFA宣言を行うのかということが大前提となります。
今シーズンの山田哲人選手のここまでの主だった成績を見ていくと、2020年9月20日現在、以下の通りとなっています。
出場試合数・・・58
打率・・・.265
打点・・・40
本塁打・・・9
盗塁・・・8
昨シーズンの最終成績を見ていくと、以下の通りとなっています。
出場試合数・・・142
打率・・・.271
打点・・・95
本塁打・・・35
盗塁・・・33
まだ、シーズン中でもあり、コロナ禍で昨シーズンより試合数が少ないという状況にありますが、昨シーズン同等、もしくはそれに近い成績を収めていくことは難しい局面を迎えているのではないでしょうか。
そんな状況もあり、FA宣言は来シーズンに持ち越されるのではないかとの報道も見受けられる状況です。
まず、山田哲人選手が今シーズン終了後FA宣言を行うのかといったところが、まず最初の重大な局面となってくることが予想されます。
仮に、山田哲人選手がFA宣言をしたとすると巨人が取りにいく可能性というのは高いのではないかと思っています。巨人に移籍する可能性も大いにあると思います。
その場合は、巨人だけでなくソフトバンクや楽天などとの激しい争奪戦となることが予想されます。
山田哲人選手が巨人に来たら吉川尚輝選手はセカンドを守るのか?
原監督の下、吉川尚輝選手をはじめ若手が成長し、セカンドというポジションを交代で守っていますが、最近は吉川尚輝選手が先発で使われる場面が多く見受けられます。
山田哲人選手は守備位置はセカンドなので、吉川尚輝選手の守備位置はどうなるのでしょうか。
私は今以上に選手層の厚さというものが、ますます巨人が強くなっていくためには必要であるものと考えます。
山田哲人選手が巨人に入団しセカンドを守った場合、吉川尚輝選手がショートにまわり、ショートを守っている坂本勇人選手がサードへ。サードを守っている岡本和真選手がファーストを守りファーストを守っている選手は控えにまわる。
このようなシフトも一つ考えてみてもいいのではないかと思いました。
坂本勇人選手がサードへまわる事で守備負担の軽減が期待できますし、山田哲人選手が加入することにより怪我人が出た時に色々な守備オプションを検討することができます。
シーズンは本当に長いので、思わぬ怪我人が出ることは容易に想像することができます。
怪我でなくてもコンディション不良や、不調などによって出場が難しい状況も出てくると思います。
そのような時に、誰かが抜けても戦力のダウンを防ぐ、最小限に留めるといったことが、可能となってくるのではないでしょうか。
今シーズンも実際に、坂本勇人選手や岡本和真選手が出場しない試合がありました。
他の選手達も非常に頑張っていますが、戦力ダウンしているのではと感じることがありました。
ファーストを守っている選手は、控えにまわることで代打の層を厚くすることができるのではないかと思います。
若手の出場機会が奪われるということもちろん危惧されますが、選手層を今まで以上に厚くしていくことは長いペナントレースを戦っていく上で非常に重要なことになってくると思います。
巨人の今後の大きな目標として日本一奪回というものがありますが、パリーグのチームとの戦いを考えた場合、セリーグにはないDH制度というものがあるので、やはり、選手層が厚いということは大きな武器になるのではないかと考えます。
通常はセリーグでは投手が打席に立つので、DHを誰に任すのかということが日本シリーズを戦っていく上で大きなポイントとなります。選手の選択肢は大いに越したことがないと思いますので、山田哲人選手の加入は戦力アップに繋がるものとなるのではないでしょうか。
最後に
今回は、山田哲人選手がFA宣言し巨人に移籍する可能性や、仮に移籍となった場合、現在セカンドを守っている吉川尚輝選手はどうなるのか?といったことについて考えていきました。
巨人は常勝を宿命付けられているので、非常に難しいことではありますが、山田哲人選手が加入したとしても若手の育成に力を入れて、今年以上に力をつけていくことを願っていきたいと思います。